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インド・バンジャーラ族の美しい針仕事








先日ご紹介しましたインド・バンジャーラ族の合切袋。

買った時はこんな風になっていました。
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バンジャーラ族は今はインドの南に暮らしていますが、150年ほど前は北西インドから小麦を南インドへ運び
塩と交換するという交易をして暮らしていたそうです。

また、北西インドの刺繍や刺し子、ミラーワークやアップリケ.....
素晴らしい針仕事を南へ伝える役割も担っていました。
この装飾の貝殻は南の海岸のものかも知れませんね。

この合切袋は婚礼時に持参品を入れたり、収納袋として使われていたものだそう。
四角い布を封筒状に畳んだ日本の数寄屋袋と同様で、シンプルで無駄の無いデザイン。
こちらはA4が入る大きさですが、もっと大きい物や小さい物もあります。



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だいぶ使い込まれていた様で、最初は裏はボロボロ、刺し子で補強されたあとや虫食いみたいにほころびたところ......
裏地を少し覗かせてかがったら、そこもなんとか。


気が遠くなる様な刺し子の細かさ、格子模様のデザイン、貝殻の装飾....
本当に素晴らしいな。



こういったものは、以前にご紹介した国立民族博物館でも見ることが出来ます。
こちらでもインドの針仕事展の時には同様のものを見ることが出来ました。→IWATATE FOLK TEXTILE MUSEUM (岩立フォークテキスタイルミュージーアム)展示によってはまた見られる機会があるかも知れません。
*5/8〜8/16までは日本の衣展。

ご興味のある方は是非♪












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by mika---mika | 2014-05-14 21:10 | 手仕事